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更年期のこと③



更年期のこと(続き)


ある日上司から長々とメールが来ました。

「やる気のなさとパフォーマンスの悪さ、

また全く改善されない態度について。

それらを鑑みて

現在のポジションからの降格も視野に入れている。

一両日中にmeetingの時間を設けるので

申し開き有れば教えてほしい」

という様な内容だったと思います。

本当に今思い返せば酷い状態だったので

上司にしてみれば怒り心頭、理解不能だったに

違いありません。

わたしはと言えば

そのメールを読んでも「へー私降格なの?」

と他人事のような気持ちでした。

meetingをしても会話は噛み合わず

上司はずっと不思議な面持ちのままで

平行線のまま終了しました。


実はその何日か前に

体調不良を心配した妹と

中国人の漢方医師のところを訪れていました。

名目は更年期障害のことだったのですが

その女性医師は一言

「つらいね、しんどいね。まず気持ち治そうね。」

と言ったのです。

わたしはその時思わず泣きそうになったのですが

妹が側にいたので何食わぬ顔で話を聞いていました。

処方された薬は

更年期というよりも気持ちを向上させるような

そんな漢方薬ばかりでした。


上司とのmeetingから数日後

ある日朝ごはん用に大好きなパンを食べていたら

なんだか急に不味くなって1口噛んでは捨て

また1口噛んで2個目も食べれず

ついに3個目のパンを食べれなくなって吐き出した時

わたしは「これはおかしい。何かがおかしい…」

とにかく病院に行こう!そう思い立ちました。

その日仕事を半日で休んで

そのままメンタルクリニックを探して

何件か目でやっと診ていただいたところ

診断はなんと「うつ病」でした…