ひとりでも大丈夫!

楽しく元気にそしてミーハーに!おしゃれなひとり暮らし

更年期のこと①

私は現在58歳ですが

いわゆる更年期障害の症状が出たのは

約7年前くらいの事でした。

ちょうどその時仕事で名古屋に転勤となり

環境も変わり慣れない土地で孤軍奮闘

仕事時代のボリュームも増えて

本当に忙しい毎日でした。

名古屋の初めての冬、

名古屋って都会なのに雪も多くて

ホントに寒いんですが

とにかくなぜだか汗が出て止まりません。

電車に乗ってもみんなコートを着てマフラーを巻いて

すくむ様にしている中

マフラーひっぺがして襟元をはだけても

暑くて暑くてしょうがない。

脂汗のようなねっとりしたあせが

まるでコントの様にだらだら流れてきます。

誰も見てないんだけど恥ずかしくて

凄く嫌な気持ちになったことを覚えています。

はじめは「まあ暖房入らずで節電になっていいや」

なんて気楽に構えていたのですが

自律神経が少しづつおかしくなってきて

徐々に徐々にわたしの精神を蝕んでいきました。

その時の上司とのコミュケーションも

上手くいかない事が拍車をかけました。

また名古屋の人たちが

少し排他的なところが感じられて

同僚ともなかなか馴染めませんでした。

いま思えば

悪いのは名古屋の人々ではなくて

更年期で情緒不安定なわたしがわるかったのですか…


とにかく振り返って辛かったのは

人との交わりです。

見た目は明るく元気なわたしですが

本来は人見知りで猜疑心が強くて

自分を守ることに必死の輩です。

更年期はそんなわたしの悪いところを

余すことなくむき出しにして

わたしはヒリヒリとその痛みに

ただ戸惑うばかりでした。


熱田神宮


ひつまぶし❤️